全日写連のペ−ジ(徳島県本部)

2013−11-10(日) 第20回朝日四国写真展(高知県主催)審査結果 no5<特選>
「童女」福井 純子(徳島) 「わたし急いでいるの」岡本 早苗(徳島)
子供の表情がすばらしい。
無我の境地、カメラを意識していない右手を上げ訴えかけ
た、いいタイミングの表情、出演前の不安感なのか、そこ
まで見て取れる。
このような心象をを掴み取れる作者は立派です。
テクニシャンの作品である。流し撮りのように作った、
うまい作品である。加工しているがいやな意味で見えない。
うまくマッチングし自然の中で画像処理をしている。真剣に
小走りに走って、目線を上にタイミングの良い濃淡のある作品です。
「瞳」室井 保(香川)
「笑う」西尾広志(香川)
ダーク調でソフトで印象深く沈むような、気分が落ち込む
ような雰囲気の中にキラッと少女の目が光っている
瞳の輝き、うまい印象的な作り方をしている。
少しボケている。子供があまい。シャープさに欠ける。
手振れ、ピントのあまいのは上位には入らない。
背景の座敷にいろいろな物を置いてあるのはおもしろい。
「朝のさんぽ道」三宮健秀(高知)
 遠景の関係が特殊な時間帯、雨雲が垂れ下がり、しかも華やかであろうはずの
桜の季節を選び、またどんよりとして薄曇り、桜のイメージを払拭しており作者はいい
ところを狙っている。作品はなるべく人と違う点を見つけ、イメージを変えて撮るところに
値打ちがある。人物が良い所に居て、うまい作り方です。


上記__「講評」
 全日本写真連盟理事
    笹田 金吾

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